マスク不足で生産参入→今や「赤字」 「突然のハシゴ外し」も...1.8億投じた企業が明かす1年の奮闘

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目標はリピーターの確保

   マスク事業の参入は結果的に会社の宣伝になったとして、「広い目で見て、社会的に頑張ってんねんなこの会社っていう風に言っていただくのは、凄く嬉しいですね。それは本当に。もう理屈抜きで」と担当者は喜んでいた。

   しかし現状は、「今回のようにツイッターでバズれば売れるんですけど、どうしても(海外製マスクに)価格競争力で勝てない。作るはいいけど、買い手がいない状況」。

   今後について「BtoCの安定供給ができるっていうのが我々の1番の目標」と顧客の定着を狙っているとしつつ、

「もちろん民間企業なんで、儲けを出すっていうのは必要なんですけども、それ以上に、国産の高品質のマスクを作ってる会社がまだあるよっていうのを訴えていきたいと思っています」

と訴えた。

   (2021年8月21日11時追記)記事の一部を修正しました。

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