コジマの太陽看板は「街を明るくしている」 実は残り6店のみ...写真撮り続けるマニアの「願い」

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また一つ、陽が落ちた

   コジマは08年に島根県松江市への出店で「全国47都道府県制覇」を達成。10 年には全国222店舗を展開していた。しかし、00年代以降は慢性的な赤字体質が続き、12年にはビックカメラの子会社になった。

   再生の一環として、13年からは既存のコジマ店舗が新ブランド「コジマ×ビックカメラ」に転換されていく。これにより、太陽看板は赤いロゴへと置き換えられ、数を減らしていくことになった。

   J-CASTニュースが8月3日、コジマに取材すると、同日時点で「太陽看板」が残存しているコジマの店舗は全国7店舗だった。そうした中、8月15日には看板が残っていた「学園都市店」(茨城県つくば市)が閉店。

   また一つ、陽が落ちた。コジマの担当者は、現在展開する太陽マークの今後の処遇について「検討中」としている。

   斜陽になりつつある、コジマの太陽看板。写真を撮り続けてきた昭和日記さんは、「かつてのネオンをギラギラさせて、街に輝くコジマの太陽は非常に魅力的でありました。だからこそ、この魅力を太陽看板が減っている今、皆さんにお伝えしたいと思い、記録しております」と話す。

   そして、最後にこんな「願い」を語った。

「今では片手で数えられるほどの店舗数となってしまいましたが、残りの店舗の1店舗でも太陽看板を残していただきたいと思っています。あのツイートに多くの反応をいただいたということは、『コジマ=太陽の看板だ』と思っている方が一定数いるということです。コジマ×ビックカメラの店舗にも小さくでも太陽ロゴを掲げていただけたら、それほど嬉しいことはないと思っています」

(J-CASTニュース記者 佐藤庄之介)

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