東京五輪卓球女子代表の平野美宇(日本生命、21)が、閉会式で野球代表・田中将大投手(楽天、32)と初対面した際のエピソードを明かした。
大会中は他競技選手とほとんど交流なかったが...
平野は2021年8月18日放送の報道番組「深層NEWS」(BS日テレ)に出演し、東京五輪で体験した出来事を振り返った。
女子団体で銀メダルを獲得した平野は、「表彰台に上がった時は5年前リオ(五輪)で観客席から見ていた舞台だったのでさらに実感がわいた。頑張ってきて良かったなと、すごくうれしかったです」と笑顔で語った。
平野は7月23日に行われた開会式には参加せず、大会中は選手村に宿泊していなかったことから他競技の選手とほとんど交流がなかったという。
そんな平野が楽しみにしていたのは野球代表の田中と対面することだった。
平野「一方的に私もアイドルが好きなんですよって」
「閉会式の時に選手村で集合する時に私は野球の田中マー君(田中将大)とすごくお会いしてみたかったので、閉会式に(田中が)参加されてて個人的にすごくうれしかったです」
閉会式で念願の田中と初対面するも平野の一方的なトークに会話がかみ合わなかったようで、「一方的に写真を撮ってもらったりとか、一方的に私もアイドルが好きなんですよって勝手に伝えてすごい困られていました」と明かし、スタジオでは笑いが起きた。
また、コロナ禍での五輪開催についても言及し、「色々な意見があったと思いますし大変な状況なので私たちもすごく不安だったんですが、選手としてはこの舞台で戦えたことがすごくうれしかったですし、この状況で開催してくださった方たちに感謝の気持ちでいっぱいです」と率直な思いを口にした。