2021年8月17日にネット配信された「アメトーーク 特別編 雨上がり決死隊解散報告会」をもって解散した、お笑いコンビ「雨上がり決死隊」。人気コンビの解散発表とあって番組は大きな注目を浴びたが、その番組のラストに衝撃のミスがあったと、残念がる声が上がっている。
番組では1989年の結成以来、32年の長きにわたってコンビを続けた2人を前向きに送り出すべく「アメトーーク」(テレビ朝日系)のスタジオに複数のゲストを招いてトークを展開。終盤には、宮迫博之さん(51)、蛍原徹さん(53)から、解散にあたっての思いが語られるなどしたのだが...。
「えー、30......3年かな」
番組終了直前、雨上がり決死隊の「名物」と言ってよいドロップキックで番組を締めるべく準備に入った2人。宮迫さんが飛び掛かる距離を取る一方で、蛍原さんは跳ね飛ばされる距離を取るなど準備は万全かと思われた。
そして、いよいよその時が来ると宮迫さんは、長年苦楽を共にした相方へ感謝の言葉を述べるべく口を開いたのだが、その際、本人の口から飛び出したのは、「蛍原さん、えー、30......3年かな」というものだった。
活動期間を「33年」とした宮迫さんに対し、蛍原さんは即座に「(30......)2年です」とのツッコミ。出演者の東野幸治さん(54)からは「お前、それはあかんで!」との指摘が飛び出すなど、スタジオ内では笑いは起こるも微妙な空気に。
さらに蛍原さんは、宮迫さんに背を向けながら、「すごい、すごいそういうとこよ!」「一番大切なところ」と、呆れたような表情でその無念さを表現したのだった。
「これだけは間違えちゃダメってところを悉く間違えて...」
宮迫さんが「33年」と発言する少し前には、蛍原さんが「32年間、僕らを応援して下さったファンの皆さん」などとあいさつしていた。それもあってか、この場面を見ていた視聴者からは、
「最後の最後に宮迫が『(コンビ歴)33年』て言うたときに、ホトちゃんが『32年。そういうとこ』と言ったことに全部詰まってたな」
といった、宮迫さんの気持ちが蛍原さんの所になかったことを嘆く声が続々と上がる事態に。
他にも、「ここだけは、これだけは間違えちゃダメってところを悉く間違えてしかもそのことに気付かずここまできちゃったんだろうな。ああなったらもう無理よ」と、コンビ解消はやむを得なかったのではないかとする声も上がっている。
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)