「作品やキャラクターをも踏みにじられたような言葉にし難いほどの苦痛」
野萩あきさんも8月17日、自らのツイッターで、GUSH編集部が報告文をアップした投稿をリツイートするなどしたうえで、こう呼びかけた。
「紙の中の存在でも生み出した者としては大切なキャラクターの1人であり、コマの中の構図、画面作り、読者さんが楽しんでもらえるようにと考えながら一本一本大切に線を描いています。 漫画のキャラクター達のために描いたストーリーであり画面であるため、下敷きにされて頭だけ変えられてトレスを行われ我物として発表されたことは作品やキャラクターをも踏みにじられたような言葉にし難いほどの苦痛を感じました。他の人の創作物はフリーでトレスをして自作発言していい素材ではありません。このような行為は絶対にやめてください」
さらに、次のように付け加えた。
「当事者との話し合いは終了し一応解決はしておりますが、示談が成立してしまっているがために言えない事が多く、やり取りをする中で受けた心の傷が癒えたわけではありません。言えない中にあらゆる感情が集約されておりこの件にお言葉をいただいても何も返すことが出来ませんし、この件に触れられるとまだ当時の怒りがぶり返して執筆活動に支障をきたしてしまいます。もし何かお伝えしたいことがありましたらGUSH編集部宛にお願いいたします。ただご心配はせず純粋に作品を応援していただけますと幸いです。3ヶ月半という長い期間、編集部の方々にはご尽力いただき心から感謝申し上げます。この件に関しましてご協力いただいた皆様、誠にありがとうございました」
(J-CASTニュース編集部 野口博之)