増水中の河川敷で「子連れBBQ」 注意され解散もゴミ放置...ライブカメラが暴いた一部始終

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帰るよう注意すると承諾したが、そのまま現場に留まる

   福知山河川国道事務所によると、8月14日の13時50分ごろ、一般の人から「増水している川でバーベキューをしている」と事務所に通報があった。音無瀬橋の下付近は、ここ10年で5回浸水している。この日は、浸水するほどではなかったものの、平常時よりも水位が高かったため、事務所が業務委託をしている人に現地へ向かってもらった。

   この人が14時30分ごろに着いて、グループの男女らに、増水する恐れがあるとして、「危ないですから、帰って下さい」と注意した。これに対し、グループは、「分かりました」と答えたため、帰るところは確認しなかった。業務委託した人がその後、ライブカメラで確認したが、グループは、しばらく現場にいたという。グループは、どこから来たのかなど特定はできていないそうだ。

   河川敷は、自由使用になっており、バーベキューも特に禁止していない。ただ、現場にゴミ袋5つぐらいと網や炭などが放置されており、グループが捨てたものか分からなかったものの、これは不法投棄に当たるとした。

   16日朝に現地に確認しに行くと、ライブカメラに映っていた橋げたの脇にこれらのゴミが残されていた。

   放置した人に持ち帰ってもらうのが原則だが、そのままにしてはおけないため、タイミングを見て撤去するという。不法投棄については、警察にまだ連絡しておらず、今後についても決めていないとしている。

(J-CASTニュース編集部 野口博之)

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