フリーアナウンサーの徳光和夫氏(80)が2021年8月14日、自身がパーソナリティーを務める「徳光和夫とくモリ!歌謡サタデー」(ニッポン放送)に生出演し、東京五輪野球について言及した。
徳光氏「僕は負ける気がしなかった」
東京五輪野球決勝は7日に横浜スタジアムで行われ、日本代表が2-0で米国代表を下し悲願の金メダルを獲得した。
決勝戦は森下暢仁(広島)が先発し、千賀滉大(ソフトバンク)、伊藤大海(日ハム)、岩崎優(阪神)と繋ぎ、最後は守護神・栗林良吏(広島)が締めくくった。
打線は8番に入った村上宗隆(ヤクルト)が3回に先制のソロを放ち、8回に貴重な追加点を入れ米国を突き放した。
徳光氏は「2点差で見事に日本が金メダル。うれしかったですし、うれしかったと同時に僕は負ける気がしなかった」と振り返り、米国のチーム構成について苦言を呈した。
徳光氏「なんとしてでもメジャーの選手を揃えてこなければ」
「それまでのアメリカチームの戦い方を見て、アメリカが揃えた選手を見ておりましたら、アメリカは野球発祥の王国であるだろうと。にもかかわらず、なんだこの選手の揃え方は、3Aの選手ばかりですよ」と指摘し、決勝戦での米国選手のプレーに言及した。
「アメリカの中で日本の選手に対して活躍したのは、日本で活躍している投手。つまり日本のプロ野球の中で成長しました外国人投手が日本人を抑えた。アメリカで実際に3Aでプレーしている選手はほとんど活躍していない。ほとんど日本の投手に抑えられた。野球発祥国といたしましては、なんとしてでもメジャーの選手を揃えてこなければおかしいですよね」
今大会、メジャーリーガーは米国代表に入っておらず、決勝戦はマルティネス(ソフトバンク)が先発のマウンドに上がり、中継ぎとしてマクガフ(ヤクルト)が登板。野手ではDeNAに所属するオースティンが活躍した。