コロナ禍で始めた「リングフィットRTA」で世界記録 もはやアスリート、大会に挑む男の意気込み

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リングフィットアドベンチャーのRTAに挑戦したきっかけ

    ――リングフィットアドベンチャーのRTAに挑戦したきっかけ、動機についてお聞かせいただけますか。

「コロナがきっかけです。元々ジムに通っていたのですが、2020年の3月にコロナの状況に鑑みてジムを解約。リングフィットは発売日に買っていたものの、そのころ(2019年10月)はジムに週6で通っていてあまり遊べていませんでした。
ですのでジムをやめ家でできる運動を探した結果、リングフィットをやりこもうということになりました。
プレイ中にリングフィットのRTAの解説動画を見つけ、『空気砲を連打し続けながらももあげをし続ける』行為が、経験値効率が高いことを知り、通常プレイに取り入れても余裕があったのでRTAを意識するようになりました。
リングフィットアドベンチャーは最後の展開が熱く、最後は時間を忘れて6時間くらい遊び続けてしまい、クリア後も体力に余裕があったので『これはRTAいけるな』と思って本格的に練習を始めました」

   リングフィットアドベンチャーでは、ステージ内を冒険する際にジョギングをする必要がある。それだけでもかなり疲労がたまるものだが、RTA挑戦者たちはさらに難易度の高い走行を行っている。ももあげなどの加点行為をしながら進めることで、効率よく最短クリアを目指すのだ。

    ――8月15日開催予定の「RTA in Japan」に向けてどんな準備を行っていますか。

「本番と同じWorld1の通しの練習を1日に3~5本程度ぶっ通しでやり、2日休み。つまり3日に1回のペースで本番同様の通し練習をしていました。通し練習をしない日はウェイトトレーニング等を1時間くらいと、リングフィットRTAで苦手な部分だけを切り出した練習をしていました。
これだと毎日運動し続けることになるので大体2週間に1回くらい何も運動をしない休みの日を入れています。今はもうトレーニングのペースを落として体の回復に注力しています」

    ――リングフィットアドベンチャーRTAで難所だと感じてる場所、「RTA in Japan」で見どころになりそうな場所はございますか。

「最大の難所はラスボス直前で成功率が数%程度の技に挑むのですが、決めれば最大15秒くらい短縮できるのでそこは見どころになります」

    ――SNS上ではえぬわた様の挑戦に大きな注目が集まっていますが、こうした反響をどのように受け止めておりますか。

「自分としてはいつも通りのことをしているだけなのでとても驚いています。 ただ同時に多くの方々が期待しているのもよく分かったので期待に応えたいと思っています」
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