「地球の歩き方」コロナ禍で変貌? グルメに指導者、奇岩特集...編集長に聞く狙い

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「海外取材できるようになれば、通常版を順次改訂していく」

   さらに、通常版として初めて国内を特集した20年9月発売の「東京」が好評で、「旅好き女子」のためのガイドブック「aruco」でも東京版が読みたいという声が多かったため、arucoが10周年を迎えた機会に、もう一度五輪で注目されるであろう東京に焦点を当て、「aruco東京」だけでなく、東京でも楽しめる海外をテーマに「東京で楽しむフランス」「東京で楽しむ韓国」「東京で楽しむ台湾」の計4点を21年7月に同時発売した。

   ただ、コロナ禍にあって、海外に取材に出られない状況に変わりはない。

   宮田編集長は、その状況をこう話す。

「日本に帰国してから14日間の自主隔離がありますので、現在は取材を止めていますが、解除がいつになるかを見ながら、各国の通常版(ガイドブック)を順次改訂していくことになると思います。コロナ後は書籍と共存するアプリやメディア、デバイスも検討していますが、書籍の発行を止めることはないです。また海外旅行ができるようになっても、旅の図鑑シリーズやarucoの東京で楽しむシリーズなどの企画は続け、幅広く事業を展開していきたいと思っています。これからも地球を歩き続ける予定です」

   なお、「地球の歩き方」の公式ツイッターでは8月12日、次のように読者に呼びかけた。

「ここ数日SNSで地球の歩き方をたくさん取り上げていただきありがとうございます。今後どうなるの?という投稿が多数ありましたが、旅行再開後、旅人のみなさまに新しいガイドブックをお届けすべく地球の歩き方は改訂準備を進めております。今後も世界を歩き続けます。もう少しお待ちくださいね~!」

(J-CASTニュース編集部 野口博之)

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