カシメロが勝利するならば1度のチャンスを...
「リゴンドーとカシメロの差はディフェンススキルにある。カシメロのボクシングは全体的に粗く、特にディフェンス面が粗いと感じます。リゴンドーも油断して一発をもらえば危ないが、細心の注意を払いながら最終的にはスキルの差が大きく出るでしょう。カシメロはディフェンス面での対応がなかなか出来ないと思います」(金平会長)
カシメロは30勝(21KO)4敗のレコードを持つ強打者で、左右のパンチに絶対的な自信を持っている。19年のWBOバンタム級王座統一戦では、正規王者ゾラニ・テテ(南アフリカ)を3回TKOで破り、20年9月の防衛戦では3回TKO勝利を飾り波に乗っている。
金平会長は「カシメロが勝つのならば、1度のチャンスを確実にものにしなければならない。いいパンチが入りチャンスになったら一気に仕留めなければ、次のラウンドでリゴンドーは復活するでしょう。チャンスで一気にいければ良いが、カシメロのスキルを考えると難しいと考えます」と語った。