金平会長「試合では防御スキルの差が出る」
リゴンドーは40歳のベテランで、00年シドニー五輪、04年アテネ五輪と連覇。プロではスーパーバンタム級で王座を獲得し、その後WBOを統一した。アマ、プロ通じて世界のトップに立ったリゴンドーは、井上と対戦するために階級を1つ下げてバンタム級に参戦してきた。
金平会長はこのタイトル戦は、リゴンドーにとって井上戦をアピールする重要な場になると指摘する。
「リゴンドーは良い内容で勝ちたいと思っているはず。ここでアピールする試合をしないと、ボクシングキャリアで最後のチャンスかもしれない井上戦が遠くなってしまう。リゴンドーは自分から倒しにいく選手ではないので、KOはなかなかイメージしづらいかもしれないが、調子がいい時のリゴンドーは相手を倒す力は十分ある」(金平会長)
また、金平会長はリゴンドーの最大の強みは「ディフェンス能力」にあるとし、試合ではカシメロとのスキルの差が出るだろうと予測する。