「僕は別にシュート回転しても構わない」 佐々木朗希、たどり着いた直球の「答え」【インタビュー】

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野球以外に「本気出してやっている」ことは...

   岩手から上京した佐々木のプロ生活も、2年目を迎えている。普段はさいたま市・浦和の選手寮で生活しつつ、チームの遠征時には各地へ帯同。「学生時代とは違うところもあり、順応するのは大変でしたけど、もうだいぶ、慣れたかなと思います」。

   野球選手としての道をストイックに歩む19歳の青年。野球以外に、ハマっていることはあるのだろうか。

「野球以外...」

   佐々木は少し考えこんでから、こう語った。

「歯磨きです。毎日やることなので。本気出してやっています。歯ブラシも電動歯ブラシに替えました。マウスウォッシュ、歯間ブラシも使っています」

   プロ野球選手の中には、スマホゲームが趣味だという人もいる。佐々木は「去年は(ゲームを)やっていた」と話すが「今はリフレッシュのために、少しやる程度です」。プライベートでの意識も、ストイックだ。

   五輪ブレイク中のプロ野球・エキシビションマッチでは2試合に先発登板。27日の阪神戦ではルーキー・佐藤輝明にホームランを打たれ、3回2失点だった。一方、8月4日の中日戦では5回1安打1失点と好投。プロ入り後の実戦では最速となる158キロをマークした。

   佐々木は「中6日で先発登板できるように、準備をしていきたい」とリーグ再開後の目標をと語る。そして、自身の目指す「投手像」をこう示した。

「チームの力になって、チームから信頼される、大事なところで任せてもらえるピッチャーになりたいと思います」

   野球にすべてを捧げる19歳。令和の怪物は、着実にその歩みを進めている。

(J-CASTニュース記者 佐藤庄之介)

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