メンタリストのDaiGo氏が、生活保護受給者やホームレスの人に対する差別的な発言をした問題をめぐり、ある国会議員のツイートが注目を集めている。
日本維新の会の音喜多駿参院議員だ。DaiGo氏と容姿が似ているとされることから、「とばっちり」の批判を受けたというのだ。
過去のブログで「国会のメンタリストを目指してみます」
音喜多氏をめぐって、以前よりDaiGo氏に顔や声が似ているとの指摘が出ていたようだ。本人も2019年のブログで、
「メンタリストDaiGoさんに似てるって非常によく言われるんですよ?!外見はさることながら、喋り方や早口なところまで似てると」
と反応。「国会のメンタリストを目指してみます」と冗談めかしてつづっていた。
その影響か、DaiGo氏の発言に批判が相次いだことを受け、2人の容姿をからめて音喜多氏を中傷するような投稿が出ていた。この投稿に音喜多氏は、21年8月13日昼のツイッターで「それはいくらなんでもルッキズムというか、単なる偏見ではないでしょうか」として、
「今回のDaigo氏の発言は許容できるものではなく、まったく支持も共感も致しません」
と反論していた。
音喜多氏は続けて、度を超えて攻撃的なメッセージなどに対しては、厳正な対応を取るとしている。
「いつも言っていることですが、政治家や著名人に対してであればどんな攻撃や差別発言をしても許されると思っている方が残念ながら多すぎます。政治家はサンドバックではありませんし、度が過ぎれば法的措置などしかるべき対抗策を講じる準備がありますので、念のため」
「メンタリストDaiGoさんと私は別人物です」
さらに音喜多氏は、DaiGo氏と自身の容姿をネタにしたようなツイートが複数あることを紹介し、「もうどうにも止まらない...!」とツイート。そのうえで、
「繰り返しになりますが、メンタリストDaiGoさんと私は別人物ですし、今回の発言は私や所属政党の見解とはかけ離れたものですので、ご理解のほどをよろしくお願い致します」
と改めて訴えていた。
その後、音喜多氏は一般ユーザーによる「音喜多さんが何故か混同されてて草」とのツイートを引用。「他人なのに火消しに追われています」と呟いていた。