メンタリストのDaiGo氏が、ホームレスの人や生活保護受給者に差別的な主張をした問題で、過去の発言にも注目が集まっている。
自身のユーチューブ動画で、差別発言をする人の傾向に「IQが低い」「複雑なことや多様性を理解できない」を挙げていた。
「邪魔だしさ、プラスになんないしさ」
DaiGo氏は、2021年8月7日に配信したユーチューブ動画で、生活保護受給者に対し、「僕は生活保護の人たちにお金を払うために税金を納めてるんじゃないからね。生活保護の人たちに食わせるくらいなら、猫を救ってほしいと僕は思うんで」と持論を展開した。
続けて、ホームレスの人に向けて「邪魔だしさ、プラスになんないしさ、臭いしさ、治安悪くなるしさ、いない方がいいじゃん」「もともと人間はね、自分たちの群れにそぐわない、社会にそぐわない、群れ全体の利益にそぐなわい人間を処刑して生きてきてるんですよ。犯罪者を殺すのと同じですよ。犯罪者が社会の中にいると問題だし、みんなに害があるでしょ。だから殺すんですよ。はい。同じですよ」と言及した。
一連の発言はインターネット上で多くの批判を集めた。DaiGo氏は13日、「他人が何を大事だと思うかは、他人の勝手」などとツイートし、意に介していないようだ。
DaiGo氏は6月22日の動画で、差別発言をする人の特徴について持論を展開していた。
「大変よくわかりました」「勉強になります」
「差別発言ってね、実は頭が悪い証拠なんですよ。IQが低い人ほど、差別的な発言をすることがわかってる」
DaiGo氏はその理由を「頭が悪い人って複雑なことや多様性を理解できない」と伝えた。そのため、例えば「学校の先生は全員クソだ」「中国人はこうだ」のように、ひとくくりにして物事を判断してしまうという。
こうした特徴を持つ人物は相手にしないほうが良いと指摘し、もし対処するのであれば「みんなの前で頭の悪さを露呈させる」のが有効だとした。
今回の問題をきっかけに上記の発言も注目を集め、SNSでは「大変よくわかりました」「勉強になります」などといった声があがっている。