JR東京駅の飲食店街「キッチンストリート」と「黒塀横丁」がリニューアル工事のため、2021年8月31日に閉館する。11日、運営するJR東日本クロスステーション(東京・渋谷区)が発表した。
飲食店が多く立ち並ぶ施設の閉館に、ネット上では惜しむ声が相次いでいる。
「無くなったらどうすれば... 地方人困る」
閉館は施設の公式サイトで11日夕に告知されたほか、それに先んじて、東京駅構内に貼り紙も出ていた。
サイトの告知によれば、リニューアルオープンは2022年春頃を予定。「多くのお客さまにご愛顧いただきまして誠にありがとうございます。心より御礼申し上げます」として、
「リニューアルオープン後も引き続きご愛顧賜りますよう、よろしくお願い申し上げます」
としている。
ただし「キッチンストリート」内にあるカフェバー「ビアテリア プロント」と、ヘアカット専門店「QBハウス 東京駅日本橋口店」は8月31日以降も営業するという。
現在の営業状況については、公式サイトの9日のお知らせによると、「黒塀横丁」は14店舗のうち、4店舗が終日休業、3店舗が土日・祝休業。「キッチンストリート」は17店舗のうち、1店舗が終日休業、3店舗が土日・祝休業となっている。
閉館の発表を受けてツイッターでは、
「衝撃すぎる!めっちゃお世話になってたゾーンなのに」
「うっ嘘と言ってくれ...東京駅の憩いの場所が...!!」
「無くなったらどうすれば... 地方人困る」
「ランチでかなりお世話になったので、寂しい」
といった声が上がっている。
J-CASTニュースは11日、リニューアル後の構想について運営会社に取材で尋ねたが、回答は「現時点ではお話いたしかねます」だった。