具体的政策は「先輩議員の皆さんと一緒に学んでいき、吸収していきたい」
市井氏は19年の出馬会見では、
「当選できたならば子育て支援に関する政策を中心に主張していきたい」
と述べていた。この点を念頭に置いた
「少子化を克服するには政府は何をすべきか、できれば具体的に『こういうことが必要だ』。そこを少しお答えいただきたい」
という質問には、落選後の2年間で全国の声を聞いてきたことを改めて紹介した上で、総論について
「日本のこの出生率の低さということで言うと、子育てというところは、ひとくりでは収まらないと私は思っている。そこは、この日本の皆さんが、一度にみんなで支え合っていく世の中を作っていかなければいけないと思っている」
と説明した。ただ、質問されている具体策については今後の課題とするにとどめた。
「そのために具体的にどういうことをしていくか、そこに関しては、先輩議員の皆さんと一緒に学んでいき、吸収をしていきたいと思っている」
会見では今井氏に関する質問も出たが、「私は自分のことを、まずはひとつひとつ実現、実行していくという、その気持ちだけです」。選挙戦術については
「空中戦だけではなく、各地の候補者の方を含め、各地域の議員の方も一緒に回っていければ」
などと話し、知名度を生かして「地上戦」に力を入れたい考えだ。
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)