柔道銅には「私たちが望んでいた色のメダルではありませんが」
その2日後の25日に行われた男子サッカー1次リーグB組第2節・韓国対ルーマニア戦では、オウンゴールしたルーマニア選手を揶揄するような「不適切字幕」を中継で流し波紋を広げた。
「不適切放送」はこれに留まることなく、翌26日には柔道男子73キロ級で銅メダルを獲得した韓国代表・安昌林に対し、実況したMBCキャスターが「私たちが望んでいた色のメダルではありませんが」とコメントし視聴者から反発の声が上がった。
相次ぐ「不適切放送」に、MBCのパク・ソンジェ社長が公の場で謝罪会見を開く事態にまで発展。パク社長は7月26日の会見で一連の放送について謝罪し今後、再発防止に努めていくことを表明した。
社のトップが謝罪会見を行ったにもかかわらず、事態が好転することはなかった。