女優で歌手の大竹しのぶさんが、東京五輪閉会式出演への思いを明かした。
大竹さんは2021年8月8日に行われた東京五輪閉会式に出演。フィナーレとして、杉並児童合唱団の子どもたちと共に宮沢賢治の「星巡りの歌」を合唱した。
「明日に繋がる力になればと舞台に立ちました」
大竹さんは閉会式の翌8月9日にインスタグラムで、
「昨日は貴重な経験をさせていただきました」
「色々な問題を抱えてのオリンピックの開催。その閉会式に自分が参加するなんて、思ってもいませんでした」
と出演を報告した。
コロナ禍での東京五輪にさまざまな声が上がっていたが、大竹さんも、
「私自身、今この時の開催に、全く疑問が無かったわけではありません」
と思うところはあったとのこと。しかし、
「制作側のお話を聞いた上で考え、選手の皆さんの5年間を想い、明日に繋がる力になればと舞台に立ちました」
「沢山の人達が関わって、それぞれに苦労や辛さがあって、その上で成り立っている事もわかりました」
と制作側の立場も理解した上で舞台に立ったと説明した。
大竹さんは、「ボランティアの人達にも感謝の一夜でした」と明かしつつ、
「次の時はみんなで抱き合いながら喜び、叫びながら応援が出来ますように」
と願いをつづっていた。
この投稿に女優の石田ゆり子さんは、
「しのぶさんとても素敵でした」
「この複雑な状況下で開催された東京2020の締めくくりに、しのぶさんが現れて、胸の奥が熱くなりました。天使のようでした」
と感激したことをコメント欄で報告。また、大竹さんのファンからも、
「選手の皆さんも喜ばれたことと思います」
「存在自体に大きなパワーをもらえた人達がたくさんいたと思います」
という声が集まっていた。