東京五輪で史上初の兄妹同日金メダルの快挙を成し遂げた柔道・阿部一二三(24)=パーク24=と詩(21)=日体大=の「兄妹愛」が微笑ましすぎると話題を集めている。
詩「どちらかが負けてどちらかが勝ったら」
阿部兄妹は2021年8月9日放送の「ジャンクSPORTS 東京五輪メダリスト集結!舞台裏を大告白SP」(フジテレビ系)に生出演し、今だから話せる東京五輪のエピソードなどを披露した。
阿部兄妹は7月25日に行われた試合で、兄・一二三は男子66キロ級、妹・詩は女子52キロ級で金メダルを獲得し、史上初めてとなる兄妹での同日金メダル獲得を達成した。
兄よりも先に決勝の舞台に上がった詩は、同日金メダルのプレッシャーについて「2人で出てるので、どちらかが負けてどちらかが勝ったら天国と地獄の空気が。(先に金メダルを取って)とりあえず私はホッとしました」と笑顔で振り返った。
これに対して一二三は「いつもは緊張するが、逆に燃えた。いつもより」と詩の金メダル獲得が発奮材料になったことを明かした。