「オファーが来ても断る人が多いのではないでしょうか」
スポーツ紙記者は「次期監督選びは難航すると思います」と指摘する。
「稲葉監督が東京五輪で金メダルを獲得した後だとやりづらいですよ。次のWBCは早ければ23年に開催されますが、五輪より出場する選手のレベルがはるかに高い。米国やドミニカ共和国も一気に戦力を上げてくるでしょう。その中で日本が優勝することはかなり厳しい。実際に06年、09年と連覇しましたが、13年、17年はベスト4に終わっています。新監督はWBCで優勝しなければバッシングを受ける。監督になれば神経も消耗するだろうし、オファーが来ても断る人が多いのではないでしょうか」
確かに侍ジャパンの監督は自身のキャリアを傷つけるリスクをはらむ。果たして選ばれるのは誰になるだろうか。