韓国MBC、五輪マラソンでも「不適切放送」 途中棄権めぐり失言...現地ネットもドン引き「本当に耳を疑った」

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   韓国放送局MBCの「不適切放送」がまたも物議をかもしている。複数の韓国メディアが2021年8月8日に伝えた。

   報道によると、「不適切放送」があったとされるのは8日朝に行われた東京五輪男子マラソンの中継。韓国代表・呉走韓(オ・ジュハン、32)がレースを途中棄権したことをめぐる同局解説委員の発言に、視聴者から批判が集まっている。

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  • 2016年ソウル国際マラソンに出場した呉走韓(写真:AP/アフロ)
    2016年ソウル国際マラソンに出場した呉走韓(写真:AP/アフロ)
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  • 2016年ソウル国際マラソンに出場した呉走韓(写真:AP/アフロ)

視聴者「解説はAIに任せた方が...」

    呉は順調なスターを切ったものの、13キロ過ぎに左太ももに痛みが走った様子をみせ後退していった。その後も左太ももは回復せず、15キロを通過することなく途中棄権した。

   呉はマラソン王国のケニア出身で、18年に韓国に帰化した。呉は過去に韓国で開催されたマラソン国際大会で複数回優勝した実績を持ち、今大会はメダル獲得の期待がかかっていた。

    複数の報道によれば、呉の途中棄権を受けて、レースを中継していたMBCの解説委員が、レースを台無しにしたといったニュアンスの発言をした。韓国メディアの中央日報によると、視聴者からはこの発言に「本当に耳を疑った」などの声が上がったという。

   韓国メディア「NEWSIS」も同様にMBCの一件を報じ、視聴者の声を掲載している。視聴者からは「このような解説をするならAIに任せたほうがいい」などの批判的な声が上がったという。

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