「日本の政治と政治家の貧困と低レベルを表している」
さらに、政治そのものの貧困を象徴する出来事だとの見方も示した。
「仮に読み飛ばしたとしても、共感や同情、未来への希望を、その場で自分の言葉で加えて語ることはできたはずだが、それも行われなかった。これが、日本の政治と政治家の貧困と低レベルを表している」
「首相は単に官僚的業務のために(式典に)やって来るのであって、それ以上のものは何もない」
菅氏のあいさつには、20年の安倍氏のあいさつと比べて(1)新型コロナ対策への決意(2)首相就任直後の国連総会での発言(3)いわゆる「黒い雨訴訟」上告断念、に関する記述が新たに盛り込まれた。首相官邸ウェブサイトのあいさつをカウントする限りでは、文字数も300字近く増えている。
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)