「本人が一番悔しいと思います」 五輪の大一番スペイン戦で「ベンチ外」...三笘薫の「優先順位」

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堂安や久保と2列目で多彩な攻撃を展開するはずだったが...

   だが、今回の東京五輪ではここまで1試合も先発出場がない。6~7月に出場したアジア・チャンピオンズリーグで右太ももの張りを訴え、代表合流後もなかなかコンディションが上がらない。攻撃陣は2列目に右で堂安、中央で久保が全試合スタメン出場している。左を主戦場にする三笘はこの2人と多彩な攻撃を展開するはずだったが定位置をつかめず、川崎でチームメートだったMF旗手怜央、名古屋グランパスのMF相馬勇紀が起用されている。

「三笘は準々決勝のニュージーランド戦で延長戦から起用されましたが、目立った活躍はできなかった。何とかしようと必死さが伝わってきたけど、悩みながらプレーしているようにも見えた。今回のチームでの立ち位置を象徴しているようにも感じました。森保監督も三笘の能力を高く評価していましたが、スペイン戦でベンチ外を決断したのは仕方ないと思います。使いどころを考えると優先順位が低かった」(前出のサッカー担当記者)

   スペイン戦でピッチの選手たちが必死の形相で戦う中、スタンドで観戦する三笘がテレビのカメラに抜かれた場面があった。真剣な表情で仲間を見つめていた眼差し。何を思っただろうか。準決勝で敗れた日本代表は6日、東京五輪の銅メダルをかけて3位決定戦でメキシコと戦う。

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