泥酔しマスク拒否...豪選手団が帰国便で大騒ぎ なぜ強制降機を命じなかった?JALに聞いた

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「機内では、免税店で購入したアルコール類は飲まないで」

   ただ、JALによると、シドニーの現地担当者は、AOCに口頭で状況報告を行い、再発防止を強く要請した。そのうえで、次の8項目を挙げた書面でもAOCに申し入れた。

1. オーストラリアを代表するオリンピック選手であることを忘れず、社会的な常識に沿って機内で行動していただき、ほかのお客さまや乗務員に敬意を払ってください。
2. 機内では、免税店で購入されたアルコール類はお召し上がりにならないでください。
3. また、過度のアルコールを飲まないようにしてください。過剰にアルコールを接種されると、ほかのお客さまのご迷惑になり、また、乗務員の業務に支障をきたします。
4. JALとオーストラリア政府の定めに従い、飲食をしていない時は常にマスクを着用してください。
5. お客さまは乗務員の指示に従わなければなりません。拒否することは日本の航空法に違反します。
6. JALは、泥酔した方や好ましくない行為をされた方へのアルコールの提供を中止する権利を有します。
7. 最終的には、好ましくない行動が続くお客さまは、遺憾ながらオーストラリア連邦警察に引き渡される可能性があります。
8. AOCには、JALとオリンピック選手団の間の連絡役となる責任者を指名していただきたい。責任者のお名前を事前に教えていただければ、乗務員に引き継ぐことができます。その責任者には、機内の規律を保つために乗務員をサポートしていただくようお願いします。

(J-CASTニュース編集部 野口博之)

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