ハイレベルな戦いで日本選手も大健闘
また総合馬術ではダルマの置物に注目が集まっていたが、障害馬術にもダルマは登場した。
総合馬術の個人予選では、燃え盛る業火の中から睨みつけてくるような鋭い目つきのダルマたちが選手と馬の前に立ちはだかり、多くの選手が減点される「鬼門」となった。そのためか、総合馬術決勝ではダルマの障害物は撤去されていた。
しかし障害馬術の予選にはダルマが復活。炎とダルマの描かれたパネルは用いず、ダルマはコース上に散り散りに並べられ、やや圧が弱まっていた印象だ。
障害馬術の個人戦予選競技には73人馬が出場、決勝競技に進むことができるのは上位30人馬となっている。今回は、満点が25人馬で、1つでも障害物を落下させてしまうと予選落ちしてしまうというハイレベルな戦いだった。
日本からは、福島大輔選手&チャニオン、齋藤功貴選手&チレンスキー、佐藤英賢選手&サフィアデラックの3人馬が出場。なんと全員が8月4日に開催される決勝へ進むこととなった。
決勝は19時からで、佐藤選手が4番、齋藤選手が7番、福島選手が13番目に登場する予定だ。