東京五輪・男子サッカー準決勝の試合中、日本代表の吉田麻也選手とスペイン代表のミケル・メリーノ選手の動きが「シンクロ」する瞬間がカメラに捉えられ、話題となっている。
2021年8月3日に行われた準決勝で日本は53年ぶりとなるメダル獲得をかけてスペインに挑み、延長の末に0-1で敗れた。
「こんな格好になるくらいの激闘だった」
両者とも無得点で迎えた後半11分。ゴール前でシュート体勢に入ったMFメリーノ選手が、 背後からボールを奪おうとしたDF吉田選手のスライディングで転倒する場面があった。
話題になっているのは、このときに撮影された写真だ。
この接触プレーで、2人は左右に別れるようにしてフィールドに転がった。その際、瞬間的に2人が揃って頭と膝を地面につき、足先が宙に浮いた体勢に。まるでアルファベットの「N」の形のような格好となった。
2人の体勢がシンクロしたような瞬間は、現地報道陣のカメラでも撮影された。あるツイッターユーザーが「なんかかわいい」などとしてこの写真を紹介すると、ツイッターでは、
「どうしてこうなった」
「シンクロしてて草」
「両軍ともこんな格好になるくらいの激闘だった」
「笑っちゃいました。日本がんばりましたよね」
といった声が上がった。
なお同場面について、一旦はPKの判定と吉田選手へのイエローカードが出たものの、ビデオ映像でプレーをリプレイ検証するVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の結果取り消しとなった。