五輪バドミントン「罵倒騒動」で韓国側が提訴 中国選手の絶叫が物議...本人釈明も怒り収まらず

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   韓国バドミントン協会が、東京五輪バドミントン女子ダブルスにおける中国人選手が発した下品な言葉に関して世界バドミントン連盟(BWF)に提訴した。韓国メディア「中央日報」(WEB版)が2021年8月4日に伝えた。

   記事によると、問題となった試合は7月27日に行われた女子ダブルス。韓国代表の金昭映(キム・ソヨン)、孔熙容(コン・ヒヨン)ペアは、中国代表の陳清晨(チェン・チンチェン)、賈一凡(ジャ・イーファン)ペアと対戦し、韓国が1-2で敗れた。

  • 中国代表・陳清晨(写真:ロイター/アフロ)
    中国代表・陳清晨(写真:ロイター/アフロ)
  • 中国代表・陳清晨(写真:ロイター/アフロ)

陳はSNSで「発音が良くなかったために誤解を招いた」

   この試合中に中国代表の陳が得点するたびに叫ぶようにして下品な言葉を発し、香港と台湾のインターネットユーザーを中心に相手を罵倒する言葉だとの指摘があったという。当時、陳は「発音の問題だった」と釈明していた。

   また、8月2日の「中央日報」(日本語WEB版)では、7月31日の準決勝でも同様の言葉が繰り返されたと報じている。

   女子ダブルス準決勝は、予選ラウンド第3戦と同じ顔合わせとなり、韓国は0-2で中国に敗れた。

   試合中の陳の下品な言葉はSNSによって韓国、中国の両国で拡散され物議をかもした。

   「中央日報」が2日に報じた記事によると、陳は中国のSNSウェイボーに「誤解させて申し訳ない。私は試合に勝つために自分に気合いを入れようとしただけ。発音が良くなかったために誤解を招いた」と釈明している。

   また、中国代表チームのコーチは韓国人で韓国代表の前監督カン・ギョンジン氏が務めているという。

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