「伸びた、伸びた、入ったー!ホームラン!」「いや違います、フェンス直撃です」
東京オリンピック(五輪)野球の日本対米国戦が2021年8月2日に行われ、テレビ中継でアナウンサーが間違える場面が多数あった。
解説が大忙しに
この試合はTBSで生中継され、元ヤクルトの宮本慎也氏(50)が解説、ベテランの初田啓介アナウンサー(50)が実況を務めた。
放送ではたびたび、初田アナの説明を宮本氏が訂正・補足する場面があった。
例えば3回裏の坂本勇人選手の打席では、「伸びた、伸びた、入ったー!ホームラン!」と興奮気味に実況したものの、すぐさま宮本氏から「いや違います、フェンス直撃です」と指摘が入った。
3安打を放った米・コロスバリーの打席では「2本は内野安打です」と振り返るも、またもや宮本氏が「いや違います。2本レフト前で1本内野安打です」と突っ込んだ。
そのほか、タイムリー内野安打を内野ゴロと言い間違えて訂正するシーンや、今後の試合日程を把握していないかのような発言も飛び出した。
先輩アナ「責める気はない。ただ...」
視聴者からはSNSで「間違えすぎ」「初田アナ落ち着いて」「宮本さんがやりずらそう」といった反応が寄せられた。
元フジテレビのフリーアナ・山中秀樹氏(62)はツイッターで、ホームランの言い間違えに「すぐ訂正し、別にそれを責める気はない。ただ、実況アナはモニターTVと肉眼での確認を交互にする。老眼が出始めるとこの作業がツラい。老眼で実況を諦めたスポーツアナは数しれず。早大アナウンス研究会の後輩だけに気になるのだ」と言及した。
準決勝に進んだ日本は、4日に韓国と対戦する。NHK総合で18時40分(試合開始は19時)から中継予定。