五輪馬術、日本文化モチーフの「障害物」に注目 連盟も「馬術界でダルマが有名になりそうな予感」

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鋭い目つきのダルマが選手とウマの前に立ちはだかる

   8月2日には総合馬術障害飛越の団体戦と個人戦が馬事公苑で行われた。障害物には、カラフルに彩られたダルマやこけし、桜の木、金魚をモチーフにしたものが登場した。

   SNS上で特に注目を集めていたのは、総合馬術個人障害の予選に登場したダルマの障害物。燃え盛る業火の中から睨みつけてくるような、鋭い目つきのダルマが選手と馬の前に立ちはだかる。

   その圧のためか、個人予選では多くの選手がだるまの障害で減点されてしまった。日本社会人団体馬術連盟はツイッターで2日、この鬼門ぶりについて言及し「馬術界でダルマが有名になりそうな予感」と評する。

   このような鬼門があったものの、総合馬術個人では戸本一真選手(38=JRA)と馬「ヴィンシー」のコンビが4位に入賞。メダル獲得には届かなかったものの、日本勢が入賞するのは89年ぶりの快挙だった。

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