4人組アイドルグループ「ももいろクローバーZ」(ももクロ)の佐々木彩夏さん(25)が2021年8月2日、自身の退院とインスタグラム開設を報告した。
佐々木さんは7月24日に公式サイト上で、「右末梢性顔面神経麻痺」の診断を受けて入院中であると公表し、「心はすごく元気なだけに本当に悔しいです」とつづっていた。およそ1年半ぶりとなるはずだったライブの延期にもつながったことに「ごめんなさい」とも書いていた。
「1日でも早く、みんなと一緒に合流したい」
ももクロでメンバーカラー・ピンクを担当する佐々木さんは8月2日、グループ公式YouTube投稿の「あーりんより」と題した動画に出演した。冒頭で「本日付けで退院しました」と明かしている。
動画では、経過について「顔面麻痺の症状はまだちょっと残っていて、完全に治った状態ではないんですけれども」としながらも、医師から退院許可と少しずつ活動復帰する許可も出ていることを報告。「滑舌とかもまだ治り切っていなくてお聞きづらい所があったら申し訳ございません」と伝えた。
ファンや関係者に向けて現状を「心苦しい」「申し訳ない」としつつ、
「わがままなんだけど、1日でも早く、みんなと一緒に合流したいなという気持ちです」
と話した。「お医者さんからもOKもらってるし、体調は万全な状態になっているので、あとはリハビリをしながら顔面麻痺の方を治していく」とも伝えている。
医者と相談のもと本人の希望としては、29日に開催のアイドルフェス「@JAM EXPO 2020-2021」(横浜アリーナ)での復帰を目指して、「可愛いお顔で、みんなの前に出られるように」とリハビリを続けるという。
また、復帰を待ち望むファンらの声が心の支えになったといい、
「これから完全復帰して、ライブだったりとか色んなものを通して皆さんに恩返しできるようにまだまだ頑張りたいと思います。皆さんこれからもよろしくお願いいたします」
と改めて表明した。