フジ広報「今後はミスがないよう再発防止を徹底」
「肩にメッチャクチャ大きく『KOREA』と書いてあるのに」「どこをどうやったら間違うのか聞いてみたい」といった声がネット上に相次いだ。また、女子アナの謝罪についても、「具体的に何を間違えたのか全く説明しなかった」などと疑問が出た。
フジの中継では、その後に行われた表彰式などを映さず、打ち切っていた。日本フェンシング史上初の快挙だっただけに、「表彰式まで放送してこそ喜びや感動が共有できるのに」といった不満も寄せられている。
選手を取り違えた理由について、フジテレビの広報推進部は8月2日、J-CASTニュースの取材に次のように答えた。
「決勝後のスタジオ部分で選手4人の合成写真を放送したのですが、確認不足のため、加納選手の写真を韓国代表のパク・サンヨン選手と間違えてしまい、番組内で訂正しました」
そのうえで、「フェンシング協会には謝罪し、ご理解頂いております」と説明した。確認不足については、「今後はミスがないよう再発防止を徹底してまいります」と述べた。
表彰式を映さなかったことについては、「表彰式がいつ始まるか分からなかったため、延長対応を行いませんでした」と釈明し、「表彰式の模様やインタビューは夜のニュース番組などでお伝えしています」としている。
(J-CASTニュース編集部 野口博之)