フランスの人気YouTuberとして知られるレミ・ガイヤールさんが、東京五輪にあわせて、オリンピック競技をパロディしたイタズラ動画を公開した。
動画は公開から一週間と経たずに400万回以上再生されるなど、世界各国で注目を集めている。一方、一般人へのイタズラを繰り返す動画の内容に、批判的な目を向けるユーザーも少なくない。
元祖迷惑系YouTuberが動画投稿
レミ・ガイヤールさんといえば、公共の場で過激なパフォーマンスを行なうことで知られるYouTuberだ。20年以上も活動を続けており、迷惑系YouTuberの「元祖」ともいえる存在だ。
一般人へのイタズラのほか、かつてはサッカーやバレーボール、ボディビルなどのスポーツの公式試合に乱入する動画を公開し、物議を醸したこともある。
そんなレミさんが東京五輪の開会式に合わせて、2021年7月23日に公開したのは、「OLYMPICS(REMI GAILLARD)」と題した3分足らずの短い動画だ。タイトル通り、レミさんが"レミ・ガイヤール流の"オリンピック競技を行なうというもので、動画はフランスの国技でもある「フェンシング」からスタートする。
頭からネットのようなマスクをつけ白いツナギを着た養蜂家をフェンサーに見立て、マスクをかぶり白いユニフォームを身につけたレミさんがフルーレの剣を持って突然襲いかかる。蜂の巣箱が並ぶ中、養蜂家は敢えなく転倒。しかし、養蜂家は起き上がったのち猛烈に反撃している。
続いては「ハンマー投げ」だ。上下青いユニフォーム姿のレミさんが公園で読書をする女性のもとに忍び寄ると、チェーンがついた黒い丸型のバッグを奪い、チェーン部分を持ちグルグルと旋回しハンマー投げの要領で"投擲"。女性は慌てた様子でレミさんを見つめていたが、バッグを奪い返すとレミさんを追いかけていた。