東京五輪の柔道男子決勝で、日本選手の金メダルをかけた激闘をNHKで見ていたら、突然サブチャンネルに切り替えられて見られなかった――ネット上では、視聴者からのこんな不満が相次いでいる。
切り替え方法の案内をよく見ていなかったことも考えられるが、方法を知っていても切り替え対応できないケースなどもあるようだ。
「サブチャンネル切り替えわからなすぎてパニクった」
日本選手の金メダルラッシュが続く一方、柔道などでは、外国選手との実力が拮抗して延長戦になるような激闘も多くなっている。
しかし、テレビの放送時間は決まっているため、試合途中で次の番組に移ることも度々起きている。
その場合、NHKでは、サブチャンネルへの切り替えを案内することが多いようだ。メインチャンネルとなる次の番組を放送しながら、サブチャンネルでスポーツ中継などを続けるわけだ。リモコンで「チャンネル(選局)」ボタンの山型あるいはプラスの部分を押すと、サブチャンネルに切り替えることができる。
切り替え方法は、他にもあるが、これが一番簡単らしい。サブチャンネルのため、自動で中継につながることはない。
サブチャンネル切り替えについて、ツイッター上などでは、五輪中継で延長戦に入ったときなどでうまく対処できなかったとの不満の声が度々書き込まれている。
「体操見ながらサブチャンネル切り替えわからなすぎてパニクった」
「車搭載のテレビじゃサブチャンネル見れない 決勝進出の瞬間を見逃した」
「男子決勝の試合は途中サブチャンネルに切り替えで録画されてませんでした」
次の番組になっても延長戦などが見られるため、「サブチャンネルあって良かった」との声もあったが、切り替えに苦戦しているとの声は多かった。