五輪体操銀メダルの中国代表、選手への「攻撃」やめるよう訴え 金・橋本大輝が「誹謗中傷」被害

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   東京五輪体操男子個人総合の銀メダリスト肖若騰(中国)が選手への誹謗中傷をやめるよう呼び掛けた。中国メディア新浪体育が2021年7月29日に伝えた。

   新浪体育の記事では、28日に行われた体操男子個人総合決勝で優勝した橋本大輝(19)が、試合の得点によって引き起こされた論争のためにインターネット上で攻撃を受けているとし、銀メダリストの肖が過度の攻撃をやめるようSNSで訴えたことを紹介している。

  • 体操男子個人総合の表彰式で喜びを見せるナゴルニー、橋本、肖(写真:ロイター/アフロ)
    体操男子個人総合の表彰式で喜びを見せるナゴルニー、橋本、肖(写真:ロイター/アフロ)
  • 健闘を称えあう橋本大輝選手と肖若騰選手(写真:丸山康平/アフロ)
    健闘を称えあう橋本大輝選手と肖若騰選手(写真:丸山康平/アフロ)
  • 体操男子個人総合の表彰式で喜びを見せるナゴルニー、橋本、肖(写真:ロイター/アフロ)
  • 健闘を称えあう橋本大輝選手と肖若騰選手(写真:丸山康平/アフロ)

肖若騰「昨日は素晴らしい友達に認められました」

   肖は試合翌日の29日に中国体操ファンに向けたメッセージを中国のSNSウェイボーに投稿。個人総合決勝の表彰台で橋本を交えて撮影された写真などが添えられた。

   「昨日は素晴らしい友達に認められました」などと書いたほか、「私は、誰もがアスリートを過度に攻撃しないことを願っています」と訴えている。

   一方、金メダリストの橋本は29日にインスタグラムを更新し、SNSで誹謗中傷のコメントが寄せられていることを報告した。

   橋本は個人総合で金メダルを獲得できたことを体操・大会関係者、ファンに報告し、感謝の意を表した。そしてSNSで自身に向けられたメッセージに誹謗中傷とみられるものがあるとコメントした。

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