テニス敗退の大坂なおみに差別的ツイート 徳間書店、投稿した編集者との契約を解除

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   徳間書店は2021年7月28日、ウェブメディア「&GP」で業務委託をしている編集者が、個人のSNSアカウントで人権侵害を伴う投稿をしていたとして、当該編集者との契約を解除したと伝えた。

   当該編集者は東京五輪・テニス女子で敗退した大坂なおみ選手に対する差別的な投稿を行っていた。

  • 大坂なおみ選手(2018年撮影)
    大坂なおみ選手(2018年撮影)
  • 徳間書店が公開した文書(「&GP」より)
    徳間書店が公開した文書(「&GP」より)
  • 大坂なおみ選手(2018年撮影)
  • 徳間書店が公開した文書(「&GP」より)

「人権侵害はあってはならない」

   当該編集者は27日、大坂選手が東京五輪・テニス女子シングルスの3回戦で敗退したことを受け、自身のツイッターで人種差別的な発言を投稿。ツイッターユーザーから批判を集めていた。

   28日、徳間書店は「重要なお知らせ」と題した文書を「&GP」に掲載。同サイトで業務委託をしている編集者の投稿について「多くの皆様に不快な思いをおかけし、誠に申し訳ございませんでした。深くお詫び申し上げます」と謝罪した。

   同社は「徳間書店ならびに&GP編集部の見解とは全く相容れるものではなく、いかなる場合においても人権侵害はあってはならないことです」とし、当該編集者との契約を解除。「今後、このようなことを繰り返さないよう、会社としての倫理規範・社会的責任を強く認識し、再発防止を徹底いたしますとともに、今後一層の指導・教育に努めてまいります」とした。

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