これで何度目?韓国MBC「不適切放送」で釈明 銅メダリストへの物議発言「励ます意味だった」

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   韓国放送局MBCが東京五輪柔道銅メダリストへの「不適切発言」について釈明した。韓国メディアMKスポーツ(WEB版)が2021年7月27日に伝えた。

   同局は、23日の開会式、25日のサッカー男子の中継でも不適切な画像や字幕を表示。26日に謝罪会見を開いたばかりだった。

  • 柔道男子73キロ級銅メダルの安昌林(写真:ロイター/アフロ)
    柔道男子73キロ級銅メダルの安昌林(写真:ロイター/アフロ)
  • 柔道男子73キロ級銅メダルの安昌林(写真:ロイター/アフロ)

解説者も銅メダルが貴重だと...

   MBCは26日に行われた柔道男子73キロ級の試合を中継し、銅メダルを獲得した韓国代表・安昌林に対して実況したMBCキャスターが「私たちが望んでいた色のメダルではありませんが」とコメントし波紋を広げた。

   MKスポーツによると、MBCは「当該発言と関連し、金メダルを目指して努力した選手、また、国民がそのような部分を見て応援していて、そこに切なさを表現したもの」と説明した。

   さらにMBCは「その発言の直後に解説のチョ・ジュンホも銅メダルが貴重だと言い、キャスターも選手の流す血と汗の結実と話した」と釈明し、「全体的な脈絡は、血や汗を流して貴重な成果を得た選手を励ますような意味だった」と強調したという。

   MBCは東京五輪中継における「不適切放送」が相次いでおり、23日の開会式中継では各国選手団の入場場面で不適切な写真を出して批判を浴びた。

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