記者の質問に「2500を超える...?そうですか...」
「五輪開催の是非について我々が問うたのは、感染拡大が広がっているからだ。私は何度も、この場でも、これまで鍛錬をしてきたアスリートの皆様には、存分に力を発揮していただきたいということは、何度も、この会見でも申し上げてきた。その話と、感染が東京でこれだけ広がっている中で、本当に国民の皆さんの命がどうなるかという状況の中で大会を開くに至ったことの政府の責任とは全く別のものだと思っている。日本人の選手のみならず、他国の選手にしても、大健闘された方々に対して賞賛をするのは当然のことだと思うし、日本の選手が活躍することを喜ばないわけがない。僕は人一倍喜んでいると思っている」
会見の終盤では、東京都内の感染者数が2500を大きく超え、過去最多になる見通しになったことについて質問が出た。福山氏は
「2500を超える...?そうですか...」
と驚いた様子で、五輪との関係については次のように発言。会期中の中止を求めたりはしなかった。
「五輪をやっているから政府は感染対策を何もしないでいいわけではない。五輪と感染対策は別で、そのことについては専門家会議を開くとか、政府としてどう考えていくのか、国民に一定のメッセージや説明が必要だと思う」