宇津木さん「彼女たちが日本に来て日本人を盛り上げて」
すると宇津木さんは「日本のソフトボールが強くなったのもアボットたちのおかげなんですよ」と感慨深げに語り、「彼女たちが日本に来て日本人を盛り上げてくれて。日本のバッターは最初は全然打てなかったが、徐々に当たるようになった」と振り返った。
191センチの左腕・アボット投手は08年北京五輪に米国のエースとして出場し、決勝の日本戦ではリリーフとしてマウンドに上がった。09年からは日本女子ソフトボールリーグのトヨタ自動車に所属しており、日本リーグでは4度MVPに輝くなど世界トップの実力を見せてきた。日本女子ソフトボール界をけん引してきた選手のひとりだ。
宇津木さんの米国選手へのコメントについてツイッターでは「リスペクトを忘れない素晴らしい指導者」「宇津木さんの言葉、心に刺さりました」「元監督の言葉だけに心に響きます」「ええこと言うな~涙が出ました」などの声が上がった。