先輩と後輩でチーム分けた「君どこ」は...?
4期生は16年7月12日のコンサートでお披露目された。HKT48が21年11月26日に発足から10年を迎えることを踏まえると、グループの後半の歴史を知る世代だといえる。2位に入った「さくらんぼを結べるか?」のパフォーマンス後、豊永阿紀さん(21)は
「4期生は5周年を迎え、10周年というHKTのちょうど半分なので、次の時代も見せられたんじゃないかなと思って、すごく誇らしいです」
と、感慨深げに話していた。
若手の勢いは、新曲「君とどこかへ行きたい」のランキングにも表れた。この楽曲は、先輩メンバーの「つばめ選抜」と、4期生以降の後輩メンバーの「みずほ選抜」の2チームに分かれて同じ楽曲を披露するのが特徴。「つばめ選抜」が33位だったのに対して、「みずほ選抜」は11位だった。
一方、先輩メンバーでは、3期生の矢吹奈子さん(20)が日韓合同ユニットIZ*ONE(アイズワン)の活動を終えて本格的にHKT48に復帰したことで、ランキングでも存在感を示した。ソロ曲「いじわるチュー」が34位にランクインし、同期の田中美久さん(19)との「なこみく」コンビの楽曲「生意気リップス」は35位だった。2人がダブルセンターを務めたシングル曲「早送りカレンダー」も37位に入った。
田中さんはコンサート終盤のあいさつで、後輩の活躍は「HKTの未来の明るさ」だとして期待を寄せていた。
「今日の順位を見て、HKTの未来の明るさというか、後輩がやっぱりすごいなというのを感じて、すごくうれしかったです」
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)