オウンゴール選手に「ありがとう、マリン」
MBCはこの件で該当国と視聴者に謝罪を表明し、米CNN、ニューヨーク・タイムズや英国紙ガーディアンなど欧米の主要メディアにも取り上げられた。ガーディアンはMBCが各国紹介で使用した写真について「正気でないものから奇妙なものまでさまざまだった」と指摘している。
MBCの失態はこれに留まらず、25日には男子サッカーの中継における「不適切字幕」で批判を浴びた。
複数の韓国メディアによると、25日にカシマスタジアム(茨城県鹿嶋市)で行われた男子サッカー1次リーグB組第2節ルーマニア戦で、MBCが試合中継中に不適切な字幕を出したという。
韓国は前半27分にルーマニアMFマリウス・マリンのオウンゴールによって先制し、前半を1-0で折り返した。後半が始まるまでの間に広告が流され、画面右上で前半1-0のスコアを伝えた際に「ありがとう、マリン」の字幕が添えられた。
韓国メディアによると、MBCのパク・ソンジェ社長は26日に謝罪会見を開き、開会式で不適切写真を使用して選手団を紹介したことと、サッカーの中継で不適切な字幕を使用したことについて謝罪した。