「自由研究シリーズの中で一番カッコいい」
そもそも、同社の「自由研究シリーズ」とは何だろうか。21日に取材に応じたフジミ模型・広報担当によると、名前を付けたのは社長だという。さらに、
「社長曰く、子どものころ自由研究がとんでもなく苦手で、子どもながらに(自由って何だ...)と思いつつも、お城のキットなどを組み立てて提出していたとのことです。こういった経験から、『これを組んで提出すればOK!キットが自由研究たりうるようなキットを作りたい』と始まったシリーズが、自由研究シリーズと聞きました」
と説明した。
そんな「自由研究シリーズ」のコラボ先を探していた際に、「『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の公開延期」や「『おうち時間』の過ごし方としてプラモデルが注目を浴びていた」などの要因が重なったことから、「ファンが自宅で映画の公開を心待ちにしながら作れるキット」になればという思いで、今回の企画が立案されたそうだ。
なかでもアメリカザリガニをベースに選んだ理由について、
「自由研究シリーズの中で一番カッコいいからです。大きなハサミ、長い触覚、甲殻のリアルさが『兵器として映える!』と思いました」
と答えた。