BS朝日の自動車番組「カーグラフィックTV」のスタッフがあおり運転をしてきた、と訴えるツイートが物議を醸している。
証拠となる映像は示されていないが、どんなトラブルがあったのだろうか。BS朝日の広報担当者は、あおり運転はしていないと報告受けた、とだけ説明している。
「後ろからすごい勢いで近づいて来て、車間距離を詰める」
黒いベンツが、スポーツタイプの車の右側をスピードを出して追い抜いていく――この3秒ほどの動画は、ツイッターで2021年7月20日に投稿された。
この動画を投稿したユーザーの一連のツイートによれば、投稿者は同日、神奈川県内の有料道路「箱根ターンパイク」で、カーグラフィックTVのスタッフを名乗ったという男性が自分の車をあおってきたと主張し、駐車場に止めたベンツの写真もアップした。
詳細を書いたツイートによると、投稿者が小田原市内からターンパイクに入り、法定速度の10キロ超ぐらいで走っていると、このベンツは、後ろからすごい勢いで近づいて来たという。
投稿者は、車間距離がかなり近くなったため、2車線になったところでベンツに道を譲った。動画は、そのときに携帯電話で撮ったものらしいが、現在は削除されている。投稿者は、65キロぐらいで走っていたといい、もしそうならベンツはそれ以上のスピードが出ていたことになる。
しかし、投稿者は、追い抜かれて悔しかったため、ベンツに着いて行くと、2車線となったところでベンツのスピードが落ち、その右側を追い抜いた。そして、ブレーキを踏んで減速すると、ベンツが急ブレーキをかけ、蛇行運転したという。