「凄かったとしか言えない」田中圭の演技に鳥肌 ナイト・ドクター「成瀬先生」役に絶賛相次ぐ

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   俳優の田中圭さんが、ドラマ「ナイト・ドクター」(フジテレビ系)で見せた演技が話題になっている。

   田中さんは同作で、クールな先輩医師・成瀬暁人役を演じている。とくに2021年7月19日放送の第5話で見せた演技は、視聴者から「最高」「凄かったしか言えない」といった声が相次ぐなど、大きな反響を呼んだ。

  • 田中圭さん(2018年撮影)
    田中圭さん(2018年撮影)
  • 「成瀬先生」を演じる田中さん。ナイト・ドクターの公式インスタグラムより
    「成瀬先生」を演じる田中さん。ナイト・ドクターの公式インスタグラムより
  • 田中圭さん(2018年撮影)
  • 「成瀬先生」を演じる田中さん。ナイト・ドクターの公式インスタグラムより

元患者に訴えられている成瀬

   ドラマの舞台は、365日24時間どんな患者も断らない医療を目指す「あさひ海浜病院」が立ち上げた夜間勤務専門の救命医チーム「ナイト・ドクター」。

   医師6年目の主人公・朝倉美月(波瑠さん)は、そこで熱い意思を持って働き始め、チームで出会った深澤新(「King & Prince」岸優太さん)、成瀬暁人(田中圭さん)、桜庭瞬(北村匠海さん)、高岡幸保(岡崎紗絵さん)という年齢も性格も価値観もバラバラな5人の医師とともに、医療や人生を見つめていくというストーリーだ。

   ※以下、一部ネタバレを含みます※

   第5話では、院内でもクールで実力派と評判の成瀬の過去が明らかになった。

   ある日、成瀬が前に受け持った男の子の患者の母親から訴えを起こされていることを知った美月。優しい言葉をかけるが、成瀬は「プライベートだから」とその態度は以前にも増して冷たくなり、美月やほかの医師の患者を奪い取るような強引な行動が相次ぐようになる。

   ベテラン医師・本郷(沢村一樹さん)は、成瀬に対し「後輩を育てるつもりはないのか」と説教するが、成瀬は「患者は医者の100%を求める」「自分が処置した方が確実だ」と主張。また、これでは救急医として経験を積めないと踏んだ美月は、昼間の非常勤救急医の応募病院を調べ始める。

「これぞ! 役者・田中圭だよね!」

   そんななか、ある日の夜、急患で男の子が運ばれる。容態を不安がる母親と名乗る女性・法子(紺野まひるさん)に対し、深澤は「絶対に助けます」と言い安心させるが、深澤に対し成瀬は一切表情を変えず、患者とその家族に2度とその言葉を口にするなとまたもや激怒する。

   実は成瀬は、自身への訴訟の発端となった男の子を見ていたときに、似たような経験があった。そのとき成瀬が「絶対助けます」と宣言し、無事手命はとりとめるも、下半身マヒで車いすでの生活と余儀なくされてしまっているのだとか。

   しかしその後、成瀬は訴訟中の相手の元へ行き、平身低頭で謝罪。車椅子に座る元患者の男の子本人が、成瀬を肯定したこともあり、ついに母親は訴訟を取り下げる。その知らせを聞いた成瀬は、目を見開いて狼狽し、にわかには信じられないという表情を浮かべていた。

   成瀬の訴訟問題や医師としての思いが描かれた第5話。視聴者からは、憂いを帯びた成瀬演じきった田中圭さんに対し

「訴訟取り下げを聞いて、ふっっと力が抜けた成瀬先生。 表情と目や喉仏の微かな動きとかから背負っていたものの重さが伝わりすぎて、、、 なんか本当に凄かったしか言えない表情の動きだった」
「表情の変化とか動きとか役を生きる圭くんの何もかもが最高だったー」
「感情が伝わる表情演技凄かった 視聴者にグッと感情移入させるお芝居」
「『これぞ!役者田中圭だよね!』っていう繊細な演技をテレビで見せつけられたとこなので、あなたの代わりはやっぱり居ない! という思いが強いです」

などと称賛の声が続出している。

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