大麻発覚の2週間前、貴源治が見せた「荒い相撲」 執拗な張り手に「さすがにやりすぎ」の声も

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   大相撲の東十両6枚目の貴源治(24)=常磐山=が大麻を使用していたと、各メディアが2021年7月20日に報じた。

  • 貴源治(写真:長田洋平/アフロスポーツ)
    貴源治(写真:長田洋平/アフロスポーツ)
  • 貴源治(写真:長田洋平/アフロスポーツ)

ツイッター「大麻使用」がトレンド入り

   報道によると、貴源治は19日の薬物検査(尿検査)で大麻陽性が判定。聞き取り調査では、大相撲名古屋場所(7月4日~18日)に最中に宿舎近くの道路で歩きながら大麻タバコ1本を吸ったと認めたという。

   貴源治の大麻使用のニュースがインターネットで流れると、SNSで大きな注目を集め、ツイッターでは「大麻使用」がトレンド入りした。

   ツイッターでは「貴源治、なんでだよ」「恩を仇で返してどうする」など相撲ファンの嘆きの声が上がったほか、「貴源治って炎鵬関を脳震盪に追いやった力士だよな」「炎鵬さんに脳震盪させちゃったあの関取ね」「炎鵬をぶっ叩いて脳震盪」など、名古屋場所2日目の炎鵬戦を振り返るコメントも見られた。

   貴源治は7月5日の名古屋場所2日目、東十両5枚目の炎鵬(26)=宮城野=と対戦。立ち合いから貴源治は強烈な張り手を繰り出し、ボクシングのアッパーカットのように下から突き上げるような張り手もあった。

貴源治張り手連発にファン「さすがにやりすぎ」

   貴源治の荒々しい攻撃で激しい相撲となり、最後は土俵際で両者がもつれながら落ちていった。

   軍配は炎鵬に上がるも物言いがつき、協議の結果、同体取り直し。だが、鼻血を出した炎鵬の足元はおぼつかず、再び審判による協議が行われた。その結果、炎鵬に脳しんとうを起こしているため貴源治と再び相撲が取れないと判断され、炎鵬は不戦敗となった。

   大相撲において張り手はルール違反ではないものの、貴源治の張り手攻撃には批判的な声も見られた。炎鵬が脳しんとうを起こすほど張り手を連発したことにツイッターでは「さすがにやりすぎ」「ルールを変える必要があるのでは」「小兵力士に張り手連発とは」などの声が上がった。

   炎鵬は3日目も土俵に上がったが西十両4枚目・貴健斗(25)=常磐山=に敗れ2敗目。4日目以降は黒星が先行し結局、4勝11敗で場所を終えた。一方の貴源治は名古屋場所6勝9敗で負け越した。

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