ミュージシャンで音楽プロデューサーの前山田健一さんが2021年7月19日、過去の雑誌インタビューでの「いじめ告白」をめぐり、東京オリンピックの開会式の音楽担当を辞任した小山田圭吾氏と間違われる「風評被害」に遭っていることをツイッターで告白した。
「風評被害を本気で避けたいので......」
小山田氏は本名での活動のほか、ソロ音楽ユニット「コーネリアス」でも活動している。前山田さんも音楽プロデューサーとしての活動では本名を、歌手やタレントとして活動する場合は「ヒャダイン」名義を使っている。
苗字に「山田」を含む5文字の名前であること、カタカナ表記の別名義をもっていること――などから、ふたりを混同する人が出ているようだ。
前山田さんは19日、ツイッターに投稿された一般ユーザーによる「俺は聡明じゃ無いからミュージックに入ってるヒャダインの楽曲消すわ」とのツイートを引用し、間違いを指摘した。
「あの。。。私は前山田です。。オリンピックは関わっていません。勘違いなされぬようよろしくお願いします。」
続けて、前山田さんはこうした勘違いによる風評被害に遭っていることを告白した。
「風評被害を本気で避けたいので、勘違いされている方々に声掛けしたいと思っています。。私は前山田です。オリパラとは関係ございません!よろしくお願いします。」
また、前山田さんは小山田氏とは別人であると説明しているにもかかわらず、変わらず誹謗中傷のメッセージを送る人もいるため、落ち込んでいるようだ。
「はあ。何でこんなこと言われるんだろう。五輪は私をずっと嫌な思いにさせます」
こうしたやりとりを見たファンからは、前山田さんを心配し応援するコメントが多く寄せられている。
「気にする必要ないです ヒャダインさんは何も悪くないんですから」
「これまで同じような人違いでいくつも大炎上が起こっているというのに、こういう誹謗中傷する人たちは何を学んでいるのでしょうね」
「どうしても言葉が通じない方はいて、そればかり目についてしまいますが、大半はちゃんとわかっています」