謝罪にバンドメンバーは「偉いよ小山田くん。受け止める」
批判の声がやまない中、小山田氏は16日にコーネリアスの公式ツイッターを更新。一連の雑誌については「事実と異なる内容も多く記載されている」としつつ、「(一連の発言や行為を)反省することなく語っていたことは事実」「(いじめを行った本人に)受け入れてもらえるのであれば、直接謝罪をしたい」などと語った。
小山田氏は「私が傷付けてしまったクラスメイトご本人へはもちろんのこと、長年の私の不誠実な態度により、不信感や不快感を与えてきてしまったファンの皆様や友人たち、関係者の皆様に、心からお詫び申し上げます」と謝罪。開会式の音楽制作については「依頼を辞退すべきだったのかもしれません」としつつ、辞意は否定していた。
ツイッター上では「一度の謝罪で済む話ではない」「もう辞めるしかない」と辛らつな書き込みが相次いだ。米AP通信、英ガーディアンなど、海外メディアも報じた。
ツイッター上の音楽ファンの間では「(五輪担当を)降りた方がいい」「やったことは許されない」と厳しい指摘がある一方で、「私は小山田くんの音楽が好き。聞きたいな」「小山田君が辞退しなかったことに、ちょっと涙が出た」という声も聞かれた。
小山田氏が所属するバンド「METAFIVE」のゴンドウトモヒコ氏は、小山田氏の謝罪ツイートを引用する形で「偉いよ小山田くん。受け止める。いい音出してこう!!!!!」と投稿した。ゴンドウ氏はその後、ツイートを削除、謝罪している。