小山田圭吾、『月刊カドカワ』でもいじめ自慢 「小学校人生全部をかけて復讐した(笑)」

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   雑誌『ロッキング・オン・ジャパン』『クイック・ジャパン』で、障害のある同級生へのいじめを告白していたミュージシャン・小山田圭吾氏(52)は、別の雑誌でもいじめた経験を語っていた。

  • 小山田圭吾氏のフェイスブックより
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  • 実際の記事
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小山田氏「反省することなく語っていたことは事実」

   東京五輪開会式の楽曲担当を務める小山田氏をめぐり、過去の発言が国内外で波紋を広げている。

   1994年1月発行の雑誌『ロッキング・オン・ジャパン』と、95年8月発行の『クイック・ジャパン』で、障害のある同級生らにいじめをしていたと語っていたことが発覚したためだ。

   小山田氏は2021年7月16日にツイッターで「過去の雑誌インタビューにおきまして、学生時代のクラスメイトおよび近隣学校の障がいを持つ方々に対する心ない発言や行為を、当時、反省することなく語っていたことは事実であり、非難されることは当然であると真摯に受け止めております」と非を認め、被害者に直接謝罪する意向を示した。

   『ロッキング・オン・ジャパン』の編集長で当該記事のインタビュアーだった山崎洋一郎氏も18日、「インタビュアーとしての姿勢、それを掲載した編集長としての判断、その全ては、いじめという問題に対しての倫理観や真摯さに欠ける間違った行為であると思います」などとする声明を出した。

   小山田氏は、『月刊カドカワ』1991年9月号でも、同様のエピソードを話していた。

「『小山田君の嫌なこと』とかいうタイトルで...」

   小山田氏は、「フリッパーズ・ギター(編注:小山田氏が所属していたバンド) お洒落な不遜」と題したインタビューで、幼稚園での思い出として「○○ちゃん(伏字は編集部)ていうちょっと知恵遅れの子がいて、クレヨンを投げまくって先生にひっぱたかれていたのを思い出すな」と語っていた。

   小学生では、同級生へ執拗に嫌がらせをしていたと明かしている。

「小学校五年くらいのときに文集を作ったんだけど、みんな普通のことを書いてるのに、『小山田君の嫌なこと』とかいうタイトルで作文書かれてね(笑)。別に人気者じゃないヤツに書かれたからね、よけいにムッときて。親にその文集は見せられなかった。ぼくがそいつをいかにして迫害したかっていうようなことが切々と書いてあってね。でも、事実なんです(笑)。まさか文集にそんなタイトルで書かれると思っていない。ちゃんと印刷されてるもので、先生が見るだけじゃないの。みんなに配られちゃうの。けっこう挫折だった。だからそいつには、小学校人生全部をかけて復讐した(笑)」

   そのほか、高校でのエピソードとして、「K(編注・小山田氏はインタビュー中で「知恵遅れ」と表現)は鼻炎だから、いつも鼻をかんでるんだけど、ポケットティッシュだとすぐなくなっちゃう。だから購買部で箱のティッシュを買ってきて紐つけてあげた。それでKはいつも首から箱をぶら下げてた」などと話していた。

   各メディアによれば、東京五輪・パラリンピック組織委員会の高谷正哲スポークスパーソンは19日の会見で、「(小山田氏は)現在では高い倫理観をもって創作活動をされているクリエイターの一人である」と留任を明言したという。

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