ファン「ご家族も大変だっただろうな」
また、舞の海氏も北の富士氏に同調するように「これまで歴代の横綱たちが守ってきた伝統とか価値観とかが壊れてしまいますよね。昨日(14日目)のような相撲を取られると」と持論を示した。
名古屋場所は6場所連続休場明けとなり、進退をかけての土俵が続いた。3月には右膝の手術を受け、満身創痍での土俵で全勝優勝の結果を残した。
千秋楽には家族が会場にかけつけ、NHKの中継では夫の復活優勝の瞬間を子供たちと涙で喜び合う紗代子夫人の姿が映し出され、ツイッターでは「ご家族も大変だっただろうな」「感動しました」などのコメントが上がった。
名古屋場所は、白鵬の変わらぬ強さと、白鵬の牙城を崩せない上位陣の不甲斐なさがみられた場所だった。終盤の相撲に関してOBから苦言も出たが、白鵬が相撲人生の大きなヤマを乗り越えたことには間違いない。これからどこまで優勝記録を伸ばすのか。白鵬の今後に注目される。