金平会長「目くじらを立てずに建設的に考えると...」
金平会長は団体のビジネス的な側面を指摘しつつ、興行を手掛けるプロモーターサイドの意向も強く反映しているという。
「日本では暫定王座を嫌いますが、海外ではタイトルマッチという冠がないとお客さんやスポンサーが集まらず興行が成立しないケースもあります。海外では暫定王座でもいいからタイトル戦として認定してほしいと団体に要請するプロモーターやマネジャーは決して少なくありません。団体はこの要請に応えているという側面もあります。このようなケースは世界中でみられます」(金平会長)
また、金平会長は今回の暫定王座決定戦などの王座乱立に関して「目くじらを立てずに建設的に考えると、井上選手への挑戦者決定戦という形でいいカードが組まれたと思えば腹も立たないのではないかと思います」と締めくくった。