俳優の比嘉愛未さんが主演するドラマ「推しの王子様」(フジテレビ系)第1話が、2021年7月15日に放送され、比嘉さん演じる"オタク女社長"のハマり役っぷりが話題になっている(※以下、ネタバレあり)。
ケント様を愛するバリキャリ女社長
乙女ゲーム(女性向け恋愛ゲーム)を手掛ける企業「ペガサス・インク」の社長である日高泉美は、自身の理想の男性像を反映させたキャラクター・ケント様と恋に落ちるゲームを開発し、メガヒットを記録。一躍、新進気鋭の経営者として、メディアにもてはやされる。
ある夜、同僚の光井(ディーン・フジオカさん)と飲みに出かけた帰り道、泉美の目の前に、1人の男性が空から降ってきた。それはまるで、3次元のケント様が舞い降りたかのような紛うことなきイケメン。
酒に酔っていた泉美は、つい「ケント様...」と幻を見ているかのような口調で航に触れ、一夜をともにする。翌朝、状況を把握した泉美は、自身の失態に絶望。さらに、航が他人の家の冷蔵庫を勝手に開けるような無作法で、「sausage(ソーセージ)」を「さうさげ」と読むような無学であると知り、ケント様との違いにガッカリしてしまう。
深キョンの代役を務める比嘉さん「比嘉さんにしか出来ない泉美社長」
そんな泉美だが、商談ではキリッとした頼れる女社長の顔つきに。新作ゲームの開発費を募る場面では、自社のコンテンツを「人を幸せにすることができる」と堂々と主張して交渉。OL時代のフラストレーションを開放するように、いまの仕事に対して常に誠実かつ全力で取り組んでいるようだ。
次回の放送では、泉美の会社に航が就職する様が描かれる。
当初、泉美役は俳優・深田恭子さんが勤める予定だったが、今年5月に適応障害のため芸能活動の休止を発表。そのため、比嘉さんが急遽代役として起用されることとなった。
比嘉さん演じる泉美は、知的かつサバサバした雰囲気。視聴者からは「バリキャリだけどオフではオタ活してる感じが上手く出てて比嘉愛未いいなって思った」「比嘉愛未さん想像以上にハマり役で良かった」などと反響があがっている。